「忠実に東京駅を再現」がテーマです。実際の東京駅の図面をもとに、1か月かけて製図した後、2ケ月かけて模型を作成しました。実際に東京駅に赴き、何百枚も写真を撮影しました。図面ではわからないレンガの数などは、写真をもとに再現しています。紙選びも慎重です。紙サンプルから、東京駅の色・つや・印象に近いものを選びました。さらに、実際の建物の色に近づけるために、印刷を施し、色を調整するなど細部にまでこだわった作りとなっています。
タント R-3 | 使用した紙を見る > |
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NTラシャ(スノーホワイト) | 使用した紙を見る > |
ビオトープGA-FS(アースブラウン、ストーングレー) | 使用した紙を見る > |
立面模型作家
今村 仁美いまむら さとみ
大阪市出身、熊本在住。高校卒業後、専門学校の建築学科に進学。卒業後は設計事務所に勤務した後、建築模型事務所「アトリエイマージュ」を設立。現在は、主に建築模型製作と建築関連の本を執筆。模型製作の手法は、自身が試行錯誤し磨きあげてきた。作品には、東京駅や台湾の総統府等の実物を忠実に再現した建築物などがある。台湾での個展開催をはじめ海外での活動も行っている。