紙トリビア!!紙ってどんな風に表記されるか知っていますか?

紙を選ぶときに紙の名前、そして枚数は気にするもの。
その他にも、連量や厚みといった事柄も重要なポイントになるんですよ♪
連量や厚みによって用途が違ってくるので、知っておくととっても便利ですよ^^

紙の厚みの表記は、実は!!mm表記ではなく、重さで表記するって知っていましたか?
紙の重さを表す方法には、「坪量(つぼりょう)」と「連量」の二種類があります。

坪量とは1㎡(平方メートル)当たりの重量でg/㎡で表記します。
ある規定の寸法に仕上げられた紙1,000枚を1連(1R)といいます。
(板紙の場合は100枚を1ボード連(1BR))
同じ坪量の紙でも、寸法が大きくなればその分1,000枚(1連)の重さは
重くなり、連量も大きくなります。このように同じ坪量で寸法が違うときは
連量の数字は異なりますが紙の厚さは同じになります。

四六判110Kgと同坪量の菊判の連量の求め方
1.まず四六判の面積を求める
0.788(m)×1.091(m)=0.86(㎡)
2.面積の重さから坪量を求める
110÷0.86=127.9g/㎡
3.坪量・菊判の面積から連量を求める
0.636(m)×0.939(m)=0.597・・・(㎡)
127.9(g/㎡)×0.597(㎡)=76.3563
4.連量は小数点第一位を二捨三入・七捨八入し、
整数または0.5kg単位とするので76.3563→76.5Kg
=四六判110Kgは菊判の76.5Kg

四六判90Kgと135Kgの紙では重ねたときの高さも違いますし、重さも違ってきます。
重い方が当然値段が高い為、重さ(Kg)の表記になります。

 

 

 

 

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